メモついでにbitbucketのクラウドを介して複数人の共同開発する設定をまとめておきます。お手軽なSourceTree(ソースツリー)を利用しています。
Contents
- 1 Bitbucketのチーム開発は「チームの作成」から
- 2 bitbucketのメンバーを追加
- 3 bitbucketの公式のドキュメント
- 4 bitbucketからsourcetreeにリポジトリをダウンロードする
- 5 参考:Gitでhttpsのsshの比較、どっちがいいの?
- 6 【ビックリマーク】エラー:リポジトリが正しく設定されていません
- 7 エラー:gitにコミットする際にSourceTreeでMerge branch ‘master’ of http://~
- 8 SourceTreeのローカルリポジトリで「ブックマークを削除」
- 9 SourceTreeのローカルリポジトリで「ごみ箱にも入れる」
- 10 SourceTreeでローカルリポジトリ名をリネーム(名前変更)
- 11 エラー:リポジトリは移動もしくは削除されています
- 12 【後日談】SourceTreeとBitbucketからVSCodeとGithubに乗り換え
Bitbucketのチーム開発は「チームの作成」から
まず「チームの作成」をします。
プラスのアイコン > team
「チームの作成」が表示されるため、
チーム名
と
チームID
を入れます。チームIDはアドレスになります。
bitbucketのメンバーを追加
次にメンバーを招待します。
グループ
設定 > ユーザーグループ
メールアドレスを追加します。設定は「Developers」。
メンバーをAdminにすることもできますが、普通はDevelopersですかね。
設定 > ユーザーとグループのアクセス権
メールアドレスを追加します。設定は「書き込み」
bitbucketの公式のドキュメント
公式のドキュメントはこちらのようです。bitbucketはわりとドキュメントが充実しているかもしれませんね。
プログラマーやデザイナーなどいろいろな人員がいる場合、小規模から大規模まで権限の例なども書いてあるので参考になるかもしれません。
bitbucketからsourcetreeにリポジトリをダウンロードする
メンバーのみなさんにソースコードをダウンロードしてもらいます。
bitbucketのダッシュボード > リポジトリ名をクリック > HTTPSのアドレスか、SSHのアドレスかを選択できるため、いずれかをコピー
どちらの通信を利用するかにより選択が変わります。
- sourcetreeを起動
- NEW > URLからクローン 「リポジトリからクローン」がポップアップで開く
- urlだけ入れてenterを押すと、「保存先のパス」と「名前」が勝手に入る
- 必要に応じて「保存先のパス」を変更します(Macの場合、デフォルトはユーザ名の直下。新規でフォルダを作成する場合はフォルダ名をパスに追加しましょう。そのフォルダにファイルがダウンロードされます。)
- 「クローン」をクリックすると、ローカルにダウンロードが開始する
SourceTreeのFinderの表示で保存場所を確認できます。
参考:Gitでhttpsのsshの比較、どっちがいいの?
先ほどhttpsとsshの選択肢がありましたが、どちらか迷う人もいるかと思います。
httpsは毎回、パスワードが必要、sshは鍵の設定が必要(1年ごとに更新した方がいいらしい)という違いがあります。
速度はこちらの記事が参考になりました。
各々、メリットとデメリットがありますが、いろいろとプラスアルファの設定で弱点を克服できるようなので吟味して決めればいいでしょう。いつでも設定は変えられますし。
【ビックリマーク】エラー:リポジトリが正しく設定されていません
SSHの設定がおかしいと次のエラーがでることがあります。
リポジトリが正しく設定されていません
A remote repository’s URL needs to match what’s supported by your accounts. Please choose an option to resolve.
修復
アカウントの表示をするとビックリマークがついています。HTTPSかSSHかどちらにするか吟味して、通信設定をみなおしましょう。SSHの場合は、SSH鍵の設定が必要です。
エラー:gitにコミットする際にSourceTreeでMerge branch ‘master’ of http://~
リモートリポジトリで共同開発している際に、最初、こんなエラーがでてちょっと困ったことがありました。
Merge branch ‘master’ of http://~
#Conflicts:
#(その詳細)
masterのデータをうっかりいじってしまったからのようです。ソースツリーではローカルでも一度ブランチを切って作業をします。作業後、masterブランチを最新の状態にプルし、作業していたlocalブランチの変更をmasterにマージする流れがよさそうです。そうすればこのエラーはでません。
SourceTreeのローカルリポジトリで「ブックマークを削除」
ダウンロードして追加もできる必要はありますが、逆に間違えて削除したい場合もあります。
SourceTree起動後、右クリック > 削除 > ブックマークを削除
「ブックマークを削除」ならローカルのデータは残ります。
SourceTreeのローカルリポジトリで「ごみ箱にも入れる」
SourceTree起動後、右クリック > 削除 > ごみ箱にも入れる
ゴミ箱に入れる場合は下記の警告がでます。
リポジトリ削除の確認
ディスク上のリポジトリを削除しようとしていますが、リポジトリ “リポジトリ名” には、これを削除してしまうと永久に反映されない変更がある未コミットのファイルが含まれています。本当にディスク上のリポジトリを削除してもよろしいですか?
フォルダごとMacなどのゴミ箱に移動されます。新規のデータをリモートから別クローンとしてダウンロード済みで、ローカルの変更点はどうでもよく、もう破棄したい場合に使えます。あるいはそのプロジェクトはすべていらない場合ですね。
SourceTreeでローカルリポジトリ名をリネーム(名前変更)
MacのFinderを開いてフォルダ名を直接書き換えてもokのようです。ただし、ファイルパスが切れるため、SourceTree上で下記の修正が必要になります。
エラー:リポジトリは移動もしくは削除されています
リポジトリは移動もしくは削除されています
というエラーはフォルダ名などを変更してファイルパスがおかしくなったときにでます。
フォルダが存在する場合はダブルクリニック > フォルダを変更 > フォルダを選択 > 開く
で解消されます。
SourceTree起動時のリポジトリ名とは紐づいていないようなので、
右クリック > 名前を変更
で名前をあわせておくとわかりやすいでしょう。
【後日談】SourceTreeとBitbucketからVSCodeとGithubに乗り換え
SourceTreeとBitbucketからVSCodeとGithubにに乗り換えました。詳細はこちらの記事をみてください。
ご参考になれば幸いです。
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