WordPressのリダイレクト、クリック数のカウントまとめです。
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WordPressでクリック数計測(カウント)/リダイレクトプラグイン比較3選!おすすめは?
wordpressでクリック数をカウントするプラグインを見直す機会があったため覚書がてらまとめておきます。短縮urlのプラグインとも言いますね。
今までPretty Linksを使っていました。悪くはないのですがUIがちょっと微妙で見直すことにしました。クリック数をカウントしたいだけなので、もっとシンプルでもいい気がしました。
Shortlinks by Pretty Links
クリック数がカウントできます。
301 (Permanent)、302 (Temporary)、307 (Temporary)のリダイレクトが可能です。
多機能で有料版もあります。
Redirection
クリック数がカウントできます。
301リダイレクトです。
Redirection はクリック数をカウントできることはもちろんなのですが、2つのURLを転送して移動する場合に便利です。他は1つのURLを置き換えてクリック数をカウントする感じです。
使い方は以下の記事で解説しています。
Linker
クリック数がカウントできます。
301リダイレクトです。
Google Analytic(番外編)
番外編としてGoogle Analyticもあります。Google Analyticでもクリック数がカウントできるようです。
でも、個人的にはGoogle Analyticは最近見ることがあまりなく、いちいち見に行くのが面倒なので一元管理できるWordpressのプラグインでいいと判断しました。
【比較】wordpressでクリック数をカウントするプラグイン
ダウンロード数は、Pretty Links、Redirection、Linkerの順番です。しかし、数ではなく中身(仕様)がほしいものと合致していることが重要です。
【おすすめ?】wordpressでクリック数をカウントするプラグイン
ダウンロード数は少ないですけど個人的にはLinkerがおすすめですね。
- 理由としてはシンプルで使いやすい。
- SEOやTwitterカードにも対応している。
- ミスが起きにくい設計です。
ミスが起きにくい設計が特に気に入ったところです。
Linkerではアドレスは次のようになります。
アドレス:http://your-link.com/go/post/
このアドレスなので通常urlとアドレスがかぶることがありません。この設計とシンプルさが導入の決め手です。
ただし、少し用途が違くて2つのURLを移動したい場合はRedirectionの方がおすすめです。
プラグインなしでWordPressのリダイレクト
functions.phpでリダイレクト設定を作る方法
クリック数とは別になりますが、プラグイン以外でリダイレクトする方法は、寝ログさんのコードが便利でした。なお、この設定はCocoonはデフォルトで入っています。
サイト全体を301リダイレクト
サイト全体を301リダイレクトする方法は簡単です。.htaccessに記述。.htaccessは複数ある場合がありますが、トップにあるものに記述します。レンタルサーバーによって多少階層が違いますが、wp-adminがあるフォルダと同階層のものです。サイトのURLだけ書き換えます。
# BEGIN Global Redirect
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^oldomain\.com$ [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://newdomain.com/$1 [R=301,L]
</IfModule>
# END Global Redirect
キャッシュがクリアされていない場合、うまくいかない場合があるようです。
サイト全体を301リダイレクト(管理画面に入れるバージョン)
旧サイトの管理画面に入りたい場合があります。
RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/wp-admin [NC]
RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/wp-login\.php [NC]
を追記。
# BEGIN Global Redirect
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^oldomain\.com$ [NC]
RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/wp-admin [NC]
RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/wp-login\.php [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://newdomain.com/$1 [R=301,L]
</IfModule>
# END Global Redirect
リダイレクトの優先順位
ざっくりとしか調べていないため、この見出しは適当です。。一応、そのとおりに動いているため、様子見です。
個別記事のリダイレクトとサイトリダイレクトの両方を書く場合があります。その場合は個別、全体の順番で念の為記載しています。
ただし、順番はそこで決めるのではないかもしれません。
Redirect directives take precedence over Alias and ScriptAlias directives
https://httpd.apache.org/docs/2.4/en/mod/mod_alias.html
Redirect
ディレクティブ自体が、precedence(優先順位)を持つと書かれています。
Redirect
ディレクティブはmod_alias
モジュールの一部です。RewriteRule
はmod_rewrite
モジュールの一部です。- Apache は通常、
mod_alias
(Redirect)をmod_rewrite
(RewriteRule)よりも先に処理します。
詳しい検証はしていませんので、ご了承ください。
.htaccessでWordPressのリダイレクト(カテゴリ記事のリダイレクト)
先日、カテゴリごとリダイレクトを行いました。
Redirectionのプラグインなどを使う方法もあるのですが、カテゴリのリダイレクトなどの場合は数が多くなります。その場合は.htaccessに記述した方がよさそうです。サーバーレベルでリダイレクトが処理されるため、高速でしょう。DBにゴミデータも作りません。
URL名にカテゴリ名を挟んでいる人はあまりいないでしょう。postnameだけではカテゴリ判定はできないため、全部列挙することになります。
# カテゴリリダイレクト
Redirect 301 /postname1/ https://xxx.com/postname1/
Redirect 301 /postname2/ https://xxx.com/postname2/
...
Redirect 301 /postname50/ https://xxx.com/postname50/
permanentでも同じ意味ですが、301の方がわかりやすいでしょう!
Redirect permanent /postname1/ https://xxx.com/postname1/
URLは手動でちまちま取得するか、Export All URLsのようなプラグインを使います。
- ツール > Export All URLs
- Export Fields:のCategoriesにチェック
- Export Type:CSV Types
- Export Now
表計算ソフトの作業は次のとおりです。
- LibreOffice Calcなどで開く
- データ > 並べ替え(英語版の場合、data > sort > OK)
- 不要な行は削ってもいいかもしれない
非公開記事はエクスポートされないようなので、注意が必要です。
URLのリストを作ったら、あとはAIのClaude君にコードを書いてもらえばいいでしょう。abc順など指定をします。もちろん、.htaccessのコードは自分でもかけるが、AIにヘルプしてもらうような感じでかきます。AIを使う際、意味は最低限理解しておく必要はあります。
Claude君の詳細はこちら!
301リダイレクトと302リダイレクトの違い
今回クリック数をカウントすることが目的ですが、リダイレクトの設定なのでその点も軽く触れておきます。
- 301リダイレクトは、Permanent Redirectつまり「恒久的な転送」です。
- 302リダイレクトは、Temporary Redirectつまり「一時的な転送」です。
かつてgoogleの評価は301が引き継ぎ、302は引き継がないと言われました。今は変わらないようです。
301リダイレクトはトップページにしていい!?
コメントありがとうございます
— ねこねこ (@cats_seo) December 30, 2023
削除後は以下で分けて対応しまふ
▪️サイト内に類似のコンテンツがある場合
→301で類似記事にリダイレクト
▪️類似コンテンツが無い場合
•削除記事に被リンクがある
→トップページに301
•削除記事に被リンク無い
→そのまま404を返す
自分はこんな感じです
危険なにおいがしますね。
Aという中古ドメインを運営していたら、Bという中古ドメインやCという中古ドメインを買って、最低で2週間、通常1ヵ月以上開けて301リダイレクトをしてドメインをさらに強化します。
— こまめ🐶│この道14年の専業ブロガー✍️│SEO対策のプロ│累計売上40億 (@komame_pro_affi) February 9, 2023
トップページだけではなく、ドメイン単位で301リダイレクトをします。
もちろんペナルティを受けるリスクが『 https://t.co/TWDTAdTqNs
【SEO】ECサイトの在庫切れページの対応方法🛒
— 田中 雄太|SEOエヴァンジェリスト@Digital Identity,Inc. (@yuuta_tanaka88) November 9, 2022
Google推奨は、
・削除するなら「404 エラー」を返す
・在庫切れでも有益な情報なら「200 OK」を返す
トップページへの301リダイレクトや、204などの処理はGoogleのクローラー的に不適切な処理なので注意しましょう😅
サイトを統合(ドメイン変更)するなら、段階的に移転することが推奨されている。
— うたたぞう@SEO頑張るマン (@utatablog) November 13, 2021
必ず関連性のあるページに301リダイレクトをかけること。
統合先に関連ページがないからといってトップページに全て301転送してはならない。
サチコで新旧どちらの所有者でもあること。https://t.co/FU6Hrb8L8M
結論から言うとサーバー会社ドメインのサブドメインから301リダイレクトしてもドメインパワーの上昇は見れませんでした。
— こまめ🐶│この道14年の専業ブロガー✍️│SEO対策のプロ│累計売上40億 (@komame_pro_affi) August 26, 2024
サーバー会社ドメインのサブドメインに被リンクが付いてないので、ドメインパワーの評価は移らないようです。
被リンクが付いてたら、また違った結果になってたと思います。
URLを変更する際は、トップページにではなく必ず変更後の対応するページに301リダイレクトしましょう。基本です。 / 国税庁Webサイト、全URL変更で混乱 サイト内検索も役立たず、「無限ループ」状態に – ITmedia NEWS https://t.co/pFkqkDON6r
— Kazushi Nagayama🕊️長山一石 (@KazushiNagayama) April 2, 2018
極力、類似コンテンツにリダイレクトがよさそうですね。
被リンクがなく、アクセスがないページならリダイレクトしなくてもよい気がします。
ご参考になれば幸いです。
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